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隷属の首輪 (革命軍編)
第10章 【回想シーン】 聖女との出会い
 彼女は大人しく控えめで、傍がやきもきしてしまうほどおっとりとした、真面目な女の子だったわ 

 私が彼女ーーーーアルヴィアリスと出会ったのはルーニゼールの国境付近の戦場ですのよ。

 大陸でも美姫と名高いルーニゼール王家の息女なんだから。

 ルーニゼールには、別名『大陸のハザール』とも称され。

 資源が乏しいながら巧みな『外交』で、『商業国家』として成功したですのよ。

 この小国ながら城下町は、東西《とうざい》様々な商品の売り買いされていて……巫女装束もここで購入しているのよ。

 他にも珍しい獣肉、新鮮な魚貝類、瑞々しい果物に、美しい織物。近隣国家の貴族さえ、お忍びで市を訪ねると噂されるほどルーニゼールでは何でもよくそろっているんだから。

 現在も中立国として栄えているのよ。

 そしてヴァビロニア大陸の東部、ルーニゼール王国の首都ルーニゼールを治めている『癒しの聖女』アルヴィアリスは、独りで魔物《ゴブリン》の軍勢と戦っていたのよ。
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