この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ホントの唄(仮題)
第1章 一人と一人

 当然ながら、そこまで言われてしまえば、白を切る訳にもいかない。

 だがそれは、このまま「好きにする」と同義ではなかった。


「ち、畜生……」


 俺は魅惑的な二つの山の谷間で、辛うじて冷静さを取り戻そうと足掻く。

 まずは状況の整理。そして、これが何らかの罠である可能性を疑う。


 なんか、不味い!


 偉そうに前置きした割に、得られた答えは直感的なもの。それでも、一気に欲望に傾くことだけは、避けられていたようだ。

 その辺りが、そこらの若造とは違う。伊達に年を重ねている、訳ではないのだ。

 俺は心地よい弾力から顔を起こし、女の顔を睨みつけた。

 しかし、俺の緊張感とは対照的に――


「ふわぁ……」


 女は大口を開け、呑気にも欠伸をしているのである。

/400ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ