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ホントの唄(仮題)
第10章 想い、知らされて


 あ…………!




 その時の光景は、まるで幻想かと見まがうばかりだった。


 真が音色を発しゆく、刹那――


 雲の間より差した光が、真っ直ぐに真を照らし上げた。


 それはまるで、舞台の主を選びゆく――スポットライトの、ように……。



 真の唄声は、密やかに鳴り響き――そして、すぐに終わった。


 短い幾つかのフレーズは――明らかに未だ、完結の途上。



 それでも、俺は――確かに、その唄を――――聴いた。

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