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結花の御主人様
第19章 不良と結花
ムールはそれを見て
「やれやれ…
結花様の御気の強さにも
困ったものだが…
もしかしたら健の心を
開いてくれるかもしれないな。」
そう思って見送った。
「おい、俺を何処へ連れて行く気だ?」
「良いから来なさいよ!!」
結花はラブホテルへ健を引っ張ってきた。
「おいおい…まさか…
おばさん俺と??」
流石に焦っている健。
「あら?怖いの?」
「何を!!しかしな…
俺にだって選ぶ権利はあるぞ?」
「健君には選ぶ権利なんて
ないわよ!!」
「何を!!」
「だって…
不良君は女性アレルギーなんでしょう?」
「ふ、不良君って??」
「良いから…
どうするの?ここに入って…
結花を抱くの?抱かないの?」
「おい、待て!!
俺が叔母さんを抱いたら龍さんが
黙っていないだろうよ?」
「馬鹿ね??
こんな事を龍さんに言える訳ないでしょうに?」
「へ??」
「良いから…
で、どうするの?」
キッと健を睨んだ結花。
こうなると気が強い結花は
後先考えないタイプだ。
「良いのか?本当に?」
「良いわよ…
貴方が結花を女と見ていないなら
抱けるでしょう?」
「俺は…避妊なんてしないぞ?」
「結構よ…
それよりも…結花に
きちんと出来るの?」
「あのな…」
「どうするの?」
「後悔しても知らないぞ?」
「なんであんたに後悔するわけ?」
「言ったな!!」
「言ったわよ!!」
「分った…」
健は自分を引っ張る結花を
振り解いて逆に結花を捕まえて
そのままベッドに押し倒した。