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贖罪の檻。
第12章  漂流する躯
  


「あぁ・・・月良さま。なんといやらしいのです。」


「っ・・・
(彼方、さんっ。)」


 声のする方に視線を向けると執事が恍惚の表情で自分を見ながら自身を慰めていた。


「ん、チュパ。
 全く、彼方まで誘惑しているのですか・・・あなたは。」


「そ、な・・・違い、ます。」


 急に粒への刺激から解放されて上手く話せない。


「仕方ありませんね・・・」


「え?」


 悪魔な微笑みを再び向けられて戸惑う。


「彼方。」


「はい、椥さま。」


「こっちへ来て月良を愛してあげなさい。」


 後ろに回り執事に向かって少女の片腕を掴み脚を開かせた。


「っ、椥さ・・・」


「月良さま・・・3人で楽しみましょう。」


 主の言葉に戸惑いながらも自分に卑猥な美しい身体を向ける少女に欲望の言葉を掛ける。


「だめっ。2人でなんてっ・・・」


「大丈夫ですよ、彼方に任せないさい。」


「またイカせて差し上げますね、月良さま。」


  
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