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贖罪の檻。
第13章  流れて受け入れた快楽
  


「あ・・・」


 腕を解放され力なく身体は、ベッドに横たわる。


「ずいぶんと派手にイキましたね。」


 身体を震わせ整わない息を懸命にしている少女を見下ろして声を掛ける。


「これならいつでも客を取れますよ、月良。」


「(・・・・・・お、客。)」


 失いそうな意識の中で男の言葉を反芻<ハンスウ>する。


「訊いているのですか?」


「い、や・・・」


 ようやく反応できた。
 考えてみればこの状況さえ本来ならおかしい。いくら影響力のある金持ちだとしても兄しか身寄りのない自分をこうも容易<タヤス>く組み敷いていいハズはない。


「反抗的ですね。もう、身に染みたと思っていましたが・・・」


「っ!!?」


 身体を軽々と仰向けに寝転ばされ秘部に牡の先が当てられる。


「まだまだ、教え込まないと・・・」


「いやっ、もうぅ・・・やぁあ、、、ア゛ッ!!?」


 ズプゥ


 拒否など意味がなかった。


  
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