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贖罪の檻。
第13章  流れて受け入れた快楽
  


「どうして、ほしいですか?」


「っ、・・・椥、さぁん・・・・・・」


 身体の反応を無視出来ない。

 優しく声を掛けられて思わずトキメキのような感情に襲われる。


「お願いしなさい。」


「椥、さんっ。イカせてっ、イキたいっ!!」


 とうとう口にしてしまった。


「ええ、判りました。」


「っ!!」


 律動が早まるりベッドが大きく軋み音を立てる。お互いの蜜が掻き混ぜられる音がイヤに響く。


「あ、ぁア゛!イクッ!イッちゃう!!」


「くっ
 ・・・月良っ!!」


 ビュク ビュルル


「あっ、ぁああ・・・」


 男の蜜が中に勢いよく注がれビクビクと何度も痙攣を繰り返す。


「良かった、ですよ・・・月良。」


 意識を手放す手前で甘く囁かれキスを落とされた。


 》 》


 この快楽に堕とされたら、戻れなくなる。
 教えないで。揺らさないで・・・


  
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