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でぃるど武芸帳
第4章 謎解きは寛永寺で
老僧は、ニヤニヤしながら十兵衛の回想を聞いていたが------------
「それで-------春日の色道特訓は、
功を奏したのかい?」
「ええ、お城に上がって、何月か後に。
多分、剣術の稽古ではわたしに
ぶちのめされた腹いせでしょう。
偉そうに
今宵、伽をせよ と」
「で 上様はそちを抱いたか?」
「抱いた--------とういうか------」
「ハッキリせんヤツじゃ。それでも柳生十兵衛か!」
「上様は、わたしを後ろから嬲られたのです」
「それで-------春日の色道特訓は、
功を奏したのかい?」
「ええ、お城に上がって、何月か後に。
多分、剣術の稽古ではわたしに
ぶちのめされた腹いせでしょう。
偉そうに
今宵、伽をせよ と」
「で 上様はそちを抱いたか?」
「抱いた--------とういうか------」
「ハッキリせんヤツじゃ。それでも柳生十兵衛か!」
「上様は、わたしを後ろから嬲られたのです」