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KANA
第5章 ある男の出所・・・そして
~札幌刑務所~

『・・・お世話になりました・・・』

その男は刃物で目は切り潰され、手足は何かの後遺症で不自由に・・・杖をついて何とか歩いている・・・

そして、その後ろから・・・

『父さん・・・』

ゆっくり後ろを振り向く男・・・

『・・・その声は・・・淳子か?』

男の後ろに立っていたのは・・・木村淳子・・・

『あの木村龍幻がいいザマじゃん・・・』

二人はしばらく歩いた・・・

『父さん、その身体・・・誰にやられたの?』

龍幻は1人言をしゃべるように・・・

『20年前だ、お前がまだ5歳の時・・・淳子、お前には腹違いの姉がいた・・・名前は松里麗奈、当時まだ15歳だった・・・修幻流を恐ろしい早さで身につけていた・・・俺は自分の力に溺れていた、彼女にかすり傷1つつけることも出来ず、このザマだ・・・』

『・・・今、その松里麗奈は?』

『死んだよ・・・3年前に・・・ガンだったらしい・・・だがアイツには1人の娘がいる・・・』

『・・・!?』
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