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第6章 淳子達の目的・・・

一ノ瀬は電話を切り・・・

『柳田、ここから２手に別れて捜査よ・・・もし犯人のアジト見つけてもその場で待機、すぐ連絡して！』

『解りました！先輩も気をつけて・・・』

柳田は車に乗り一ノ瀬に目をやり走り出した・・・
一ノ瀬は神童と華菜に・・・

『神童・・・ゴメン、この事件が解決したら今度ゆっくり・・・華菜ちゃんも、お散歩楽しんでね』

一ノ瀬は柳田と反対方向に向かって走り出した・・・
その背中をずっと見つめる神童と華菜・・・

『一ノ瀬も・・・変わってないな・・・』

神童が華菜の手を引っ張り歩き出そうとした時、華菜は厳しい表情で一点を見つめたまま動かない・・・

『華菜？どうした？』

華菜は突然涙を流し・・・

『・・・かずし・・・死んじゃう・・・』