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純粋な私。 一途な彼氏。 そして二人の淫乱。
第8章 セックス
「ケイスケ」
 
 屋上の上で私はケイスケの名前を呼ぶ。

 彼の髪の毛が強い風に揺れている。

 日差しが眩しいけれど、どこか涼しい。

「なにユリ?」

 ケイスケは笑いながら私にそう言った。

「ねぇ。Hしよ」
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