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第5章 5sex －代わりだよね？－

「ねぇ？　シロちゃんのこと好きになってもいい？」

「俺は、いいよって言えるほど心は広くなれない。ゆなちゃんは、栃木さんの代わりを探しているだけだよ」

「……。ねぇ、また会ってくれる？」

「どうだろうね？」

　駅まで送ってもらって、それから怖くてシロちゃんに連絡しなかった。シロちゃんからも連絡はなかった。

　その日、親友に全てを打ち明けた。けれど、これはまだ始まりに過ぎない。