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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第28章 切ない光のエトセトラ~cf.3~
「何にも用意できなかった…」
「…結翔?」
「気付いてやれなくて…ごめん…」
「私が…ちゃんと話せば良かったね。結翔が謝る事じゃないよ…私」
「聞いて?俺…まだ言ってなかった事ある」
「結翔の誕生日なら知ってるよ?」
「そうじゃなくて…」
そういうと腕を緩めた結翔。
何だ…この緊張…
ヘタな生番組より緊張する…
答えは解ってるし…
笑われるのも解ってる
けど…ッ
なかなか言葉がでない結翔。
「…結翔?何?」
「あの…さ…?その……」
「何?珍しい…ッ」
そっと唇を指で塞ぐと真っ赤に照れながら結翔は話す。
「俺と…付き合ってください…」
「…結翔?」
「気付いてやれなくて…ごめん…」
「私が…ちゃんと話せば良かったね。結翔が謝る事じゃないよ…私」
「聞いて?俺…まだ言ってなかった事ある」
「結翔の誕生日なら知ってるよ?」
「そうじゃなくて…」
そういうと腕を緩めた結翔。
何だ…この緊張…
ヘタな生番組より緊張する…
答えは解ってるし…
笑われるのも解ってる
けど…ッ
なかなか言葉がでない結翔。
「…結翔?何?」
「あの…さ…?その……」
「何?珍しい…ッ」
そっと唇を指で塞ぐと真っ赤に照れながら結翔は話す。
「俺と…付き合ってください…」