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第30章 ギフト

『佐倉様、失礼します』

結翔が出るとベルマンが立っていた。その後ろに江本が来ていた。

「お伺いしておりましたお連れ様をお連れいたしました。」
「新君、待ってました。ありがとうございます」

そうして全員が揃った。その圧巻差に雅は夢にも居るかのような気持ちになっていた。

初めてこの５人に会ってから結構な時間が経っていた…

その間にもいろんな事があった。

そうして陽に付き合ってライブにも行った。

そのステージ上にいた人たちが素の姿で目の前にいる。

「ねぇもういいんじゃないの？」

相馬の言葉で来たばかりの江本もため息を吐きながら顔を見合わせた。