この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第32章 雅の決断
「…眠れない」


隣に居るはずの人が居ない…

どうして…手を伸ばしても手が届かない…

どうしたら届くかな

でも…


「ドアが…壁が…じゃまだなぁ」

そう呟いていた。そんな時だ。カチャリと寝室の戸が開いた。

「…雅?寝た?」
「寝てまぁす」
「起きてんじゃん」

その声は結翔だった。

「相馬君待ってるんじゃない?」
「風呂入った」
「今?」
「そう。」

ギシリとベッドの縁に座る結翔はそっと布団口から雅の前髪を避けた。

「結翔ぉ」
「何だよ。クスクス」
「あのね…」
/527ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ