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第6章 各々の報告

そういう雅の顔をじっと見つめ店長は退職届を受け取った。

「仕方ないわね…残りの有給が…20日分ね、明日から付けておくわね。」
「済みません…お世話になりました。」

怒られると思っていた雅はいともあっさりとした店長の対応に安堵していた。『休憩～！』と入ってきた職場のスタッフにも挨拶をして雅はその職場を後にする。

その帰り道…

「お夕飯…いるかな」

そう、結翔の夕飯を考えていた。


でも帰り遅くなるって…

お腹空かせてくる？

それとも
撮影前に食べるのかな…


全くが未知だった…