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まほろばマボロシ~仮初めの結婚~
第36章 証
「はいはい」

そうして車を走らせてケーキ屋さんに向かった。いつも通りにイチゴショートは1つ迷わず選ばれて購入。

「俺は…」
「結翔何する?」
「俺はそうだな。」

迷っている目線の先にはロールケーキやイチゴショート、チョコレートケーキがあった。

「…クスクス」
「じゃぁ俺チョコレートにしよ。ダブルショコラテで。」

そうしてカットケーキを包んで貰った2人。大事そうに雅は箱を受け取った。

車に乗り、買い物をして、家路に向かう。マンションについてエレベーターに乗ろうかと言うときだった。
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