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第39章 episode ０ /ワンダフル・デイズ～side宮田～

季節に反比例して穏やかすぎるある朝…

「ﾝ…」

俺の隣で女が眠たそうな声を上げている。

「えーっと、そうだ。昨日の…」

思い出されたのは昨夜の飲み会の後に酔った勢いで持ち帰った女との出来事だった。

「ダッセぇ…」
「ﾝ…宮田…くん？」
「起きて？そして帰って？」
「え…？…もぅ…」

ばれたら困るからだろうと察した女は服を着る。鞄を持ち玄関をでようとした時にキスをしようとするも宮田は拒んだ。

「意地悪ねぇ」
「それと、もう会うことないから。バイバイ？」

そう言い半ば強引に押し出した。