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茜色の空に
第11章 優しい雨
海渡の手が内股を這い回り、そして下着の上から私の中心にそっと触れる。

「すっげぇ濡れてる・・・
気持ちいいの?倫子・・・」

優しくそこに触れながら、海渡が私に聞く。

恥ずかしくて顔をそむけると、海渡が更に蕾に愛撫を加え、下着の上から私の一番敏感な部分を指で擦る。

「あぁっ・・・やっ・・・」

思わずその刺激に腰が浮いてしまう。

敏感なその部分が刺激され、下着が更に湿っていくのを感じる。

声を上げ腰をくねらせ、私はひたすら快感を追いかけていく。

「まだ下着の上からしか触ってないのにな・・・
直接触ったらすぐイくんじゃねぇか?」

クスっと笑いながら小さく海渡がつぶやき、両手でゆっくりと私の下着をおろしていき、私は生まれたままの姿になった。

「なんか・・・私だけ裸で・・・恥ずかしいですっ・・・」

思わず両手で身体を隠して言う私に、海渡は意地悪く笑って言った。

「じゃあ、お前がシて?」

そう言って、私を海渡が抱き起こして自分の前に座らせる。

私は少し緊張しながら、海渡のシャツのボタンに手をかけた。

震える手で海渡のシャツを脱がせていくと、懐かしい無数の傷が残る肌が目の前に現れる。

そしてシャツを脱がせた後パンツに手をかけベルトをはずし、ボクサーパンツと共に脱がせると、既に固く勃ちあがった彼自身が姿を現す。
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