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第1章 突然の告白

私、原野 美都(はらの みと)。

この前の三月で29歳になった。

身体155センチ、体重43キロ。A型。

髪型は肩甲骨まで伸びていて、ゆるふわパーマがかかってる。たいてい一つにまとめてる。

肌は色白で、日焼けはしない。

顔は…目は二重瞼で唇の口角はいつも上がっていて、唇は厚め。

スタイルはあんまり良いとは思ってない。

胸はギリギリ、Dカップ。お椀型。

旧姓、佐野。

佐野家の長女として生まれ、小学校、中学校、高校と地元に。一人っ子なので自由気ままに育った。

高校卒業後、調理の専門学校に行って、ずっと地元にいたんだけど、就職した先の先輩に猛烈なアタックを受けて、23で結婚。

地元の隣町に今は夫が営んでいるイタリアンレストランの手伝いをして暮らしてる。

子どもは二人。

6歳の女の子、咲良(さくら)。

4歳の男の子、良雅(りょうが)。

子どもは可愛い。

生意気だけど、可愛い。

母さんは、「子どもは生意気なくらいがちょうど良い！」と言うけど、男の子はどうも話を聞いてくれない節があって、結構、参る。

ママ友たちといろんな話をしてひとつひとつ乗り越えてるような、そんな感じ。