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あの頃に戻って……
第3章 夫と……
優輝くんと会ったら……まず、挨拶をするでしょ?

幹事だから受付とかしてるよね?

お疲れ様ーって笑顔で!

言えるかな?

笑顔の練習しなきゃ!

何を着て行こうかなぁ?

場所が町で三番目に大きいホテルだからなぁ。

ちゃんとしたホテルだし、結婚式の二次会とかで着るくらいの……いや、披露宴で着るくらいの格好が無難かなぁ?

私は、毎日、優輝くんとの何もなかった中学時代を思い出していた。

思い出しながら、着て行く服を悩んでいた。

毎日毎日、優輝くんを思って暮らしていた。

そうすると、冴えない時間がカラフルになってく気がした。

優輝くん……私はまだ、貴方の事を……

え?

まだ、私、好きなのかしら?

どうしよう…

会っても分からないくらい変わっていたら…

どうしよう…

会っても分かってもらえなかったら…

そんな不安もあって、なかなか着て行く服が決まらなかった。

もし、すぐに分かったら……ドキドキするのかな?

中学時代の写真はほとんど実家にあるけど、何枚か、優輝くんが写ってる写真がある。

それを見ていたら、ドキドキした!

私、まだ優輝くんのこと、好きなのかもしれない。

こんな気持ちで会っても良いのかしら?

必要以上に緊張するかもしれない。

でも、会わずにはいられない。

私はますます当日が楽しみになってきた。



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