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第1章 突然の告白

「宅配便の人で……高校の先輩だったの。ちょっと良いなって思ってた。」

そんな淡い恋…………

もうずっと昔のこと…………

私もあったなー…………

一度も「好き」なんて言えなかったけど…………

「私、通販好きでさ、担当の地域だったから、多いときは週に3回くらい荷物運んでくれたの。」

真希ちゃんのご主人は単身赴任してるから、ご主人より会う回数、多いんだ。

「何回目か忘れたけど、大きな荷物運んでくれた時に、うちが最後だからっていってて、お茶くらいと思って出してあげたの。」