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あの頃に戻って……
第1章 突然の告白

そんな告白を受けて、私は何だかその日から心がざわついてならなかった。
夫に優しく接してもらっても、従業員から声をかけられても、心に響いてこない。
私が欲しいのは何だろう?
よく分からないけど。
今日も、保育園に二人を送り、家事をし、買い物行って、お迎えに行く……。
繰り返しが当たり前なんだよね。
だって私は、母であり、妻であるから。
ただ、思い出すことが……あった。
一度だけ……私の人生で一度だけ、自分から好きになった人……
彼への想いを思い出していた。
それはそう、難しくはなくて……
思い出したら止まらなくて……
会いたい……会いたい……
ただ一目で良いから、会いたい……
だって、私、中2からずっと好きで、言えなくて、淡い恋だけど、卒業して高校別になっても、やっぱり好きで、いつも心の中で名前を呼んでた。
専門学校に入って、彼の家の近くのコンビニでバイトしたけど、二年間、一度も会えなかった。
だから、諦めろって神様に言われてるんだろうなって思って、少しずつ、封印していった。
痛くて辛くて悲しい恋だったから、次は温かい恋をしたいって……
そんな苦い恋を思い出していた。
夫に優しく接してもらっても、従業員から声をかけられても、心に響いてこない。
私が欲しいのは何だろう?
よく分からないけど。
今日も、保育園に二人を送り、家事をし、買い物行って、お迎えに行く……。
繰り返しが当たり前なんだよね。
だって私は、母であり、妻であるから。
ただ、思い出すことが……あった。
一度だけ……私の人生で一度だけ、自分から好きになった人……
彼への想いを思い出していた。
それはそう、難しくはなくて……
思い出したら止まらなくて……
会いたい……会いたい……
ただ一目で良いから、会いたい……
だって、私、中2からずっと好きで、言えなくて、淡い恋だけど、卒業して高校別になっても、やっぱり好きで、いつも心の中で名前を呼んでた。
専門学校に入って、彼の家の近くのコンビニでバイトしたけど、二年間、一度も会えなかった。
だから、諦めろって神様に言われてるんだろうなって思って、少しずつ、封印していった。
痛くて辛くて悲しい恋だったから、次は温かい恋をしたいって……
そんな苦い恋を思い出していた。

