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帝警備淫夢譚
第8章 松葉昴司、格闘教習で熱くなる
美和と出会ってから一ヶ月になる。

彼女はとにかく熱心というか、週2回の練習では物足りないらしく、週2回休む感じになってきている。

色んな格闘技を教えてもあまり意味がないので、当初の予定通り護身術として、レスリングを中心に据えることにした。しかも生まれつき運動神経が良いのだろう、俺が知る限りで、飲み込みは最速レベルだ。

「何でレスリングにしたか覚えてる?」

「あ、えーと、柔よく剛を制すーでしたっけ?」

そうだ。
打撃とは違い、タックルや寝技、間接技は、体格差を埋めることができる。正直、女子でいくら打撃を習得しても、男のデブ、巨漢には通じない。以前、打撃系のプロ格闘家が、一般人、ただのデブ(世界一クラスの)の腹を本気でパンチするという企画があった。結果はデブの勝利。ダメージを受けなかったのだ。
いかに打撃戦が難しいか、分かりやすい話だ。

というわけで…。
今日の練習。

「俺は抵抗しないから。今まで教えた寝技を各20秒ずつ、できるだけ早くかけてみて」

「はい!」

「よーい、どん!」

体育館には二人だけだ。

俺は短パンにTシャツ。
美和は自転車用のスパッツにタンクトップ。たぶん下はスポーツ用の下着だろうな。
お互い裸足だ。

美和が勢いよくタックルしてくる。俺は受け身を取りながら倒れる。
タックルはもう少し練習だな。
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