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帝警備淫夢譚
第11章 松葉昴司、鬼教官と再会す
有田の意向を美和から聞いた。

彼は俺の復活を望んでいるらしい。
もちろん今のままでは難しい。しかし、影から組織内偵部を支えてくれれば、その実績を必ず上層部に伝える…だそうだ。

正直、俺は帝警備に戻りたいとは思っていない。戻りたくないとも思ってはいないが、誰かに頭を下げるのはゴメンだ。

しかし、有田の意向は、美和の不安によって補完された。

「その、かなり危険だって工場、潜入してるのはたぶん私の友人。マユっていう女の子です」

なんてこった。この工場の内偵に女を入れたのか!?

有田の話を分析すればするほど、工場は万全の備えをとっていると見るべきだし、この製薬会社が黒なら雇ってる用心棒は相当高額なレベルだろう。しかもゼリー。超強力な媚薬を武器として使うならば、いくら訓練を積んだ調査員でも奈落行きだ。

もう内偵に入って一ヶ月。現時点で特に異常はないのだから、そのマユという女調査員はかなり優秀だ。それでも慎重にいかないと…この内偵はどう考えても危険だ。

俺は、とりあえず今回だけ、美和の友人であるマユを助けるところまで力を貸そうと決めた。


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