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PM2時〜パッカー車の恋人〜
第6章 初デート

ランチを食べながら、ご機嫌になっていると、私の携帯が鳴る。

あっ!アズからだ!


「もしもし?」

「今お店の中?お店着いたけどどうする?」

「今、まだ食べてるんだ。良かったら、アズも来る?」

「うん!行こうかな?車、駐車場入れたら、そっち行くから、待ってて。」


電話を切ると、渚さんがニヤニヤ笑っている。

海音さんもフフッと笑っている。


「彼氏?楽しみだなぁ。」

「違いますよっ。友達です。」

「またまたぁ。そんなんいいから。恥ずかしがりなんやね。」


二人にちゃかされちゃってるけど、どうしよう。

アズ、彼氏とか言われたら、嫌な気持ちになるかもしれないし…。

それに旦那さんいること、言いづらくなっちゃったし…。

楽しく過ごせたら、別にいいかな。

いきなりアズと二人じゃ、緊張しちゃいそうだし…。

そんな事を考えてたら、ドアが開いて、アズがお店に入って来た。
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