この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
PM2時〜パッカー車の恋人〜
第10章 初めての嘘

アズと肌を重ねたあの日から、アズとは休みが合わずにいた。

私が仕事に行くまでの間にアズが、運転中に電話をくれる日々が続いていた。


「サラ?今日は仕事?」

「うん、そうだよ。」

「そっか。いつもの時間に行くから、少しでも顔出して。サラに少しでも会いたいから…。」

「うん、わかった…。」

「サラ…。サラに触れたい…。本当は数分話すだけじゃ足りないよ…。」


急にトーンの下がったアズの声に、胸が痛む。


「ごめんね…。」

「ううん。俺の方こそごめん。会えるだけでも幸せだよ…。」

「アズ…あとでねっ。」

「うん。また、あとで。」


電話を切ってから、私の体が熱くなるのを感じた。

私だって、あの日からアズの事を求めてる。

アズのキスが、アズのセックスが、アズの愛のセリフが忘れられない。

またあの腕に抱き締められながら、愛してると囁かれたい。

その欲求は、とうに限界を超えていた。

会うだけじゃなくて、少しでも、貴方に触れたいの…。

私だって、そう思ってるのに…。

/312ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ