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第3章 心とからだ

恵子の自宅に向かう二人

手を繋いで喋りながら歩く

相変わらず優しく微笑みながら恵子を見つめる

恵子も拓真の視線になれたのか、見つめあい微笑む

………

あっという間に恵子の自宅についた

恵子「狭いけどどうぞ,ゆっくりしてね」
拓真「お邪魔します」

拓真は長身を屈めながら部屋にあがり、ソファーに腰かけた

恵子は微笑み「拓真、待っていてね」といい、キッチンに向かった

拓真は恵子の後ろ姿をしばらく眺めると、立ち上がり恵子を抱きしめた

好きだ……

お互いにその言葉が駆け巡る

恵子が拓真を見つめるとその唇にそっと口づけをした