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明治鬼恋慕
第13章 迎撃



ドサッ...


「──…ああ、ごめん。楽に、死なせてしまって」


真っ二つにされた、黒帽子の紋章。

帽子を貫通した刀は憲兵の額に刺さったままで、仰向けに倒れた物言わぬ死体にリュウは近付いた。


だが刀を取るのかと思われた彼の手は、雪の上に転がる銃を拾い上げた。


「これが政府の新しい武器か…。確かに、火縄銃とはまた違う仕組みみたいだね…」


リュウは手にした銃を興味深く観察する。


「……リュウ? 終わったのか?」


そこに、銃声が止まり静かになったのを合図にして焔来が顔を出した。

視界の悪い雪景色の中、立っているのはリュウと…馬が一頭だけであった。


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