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明治鬼恋慕
第15章 理由


ぜんぶ呑み込まれてしまえば、良かったのに。


「………ハァ、ハ…」


焦点が定まらない目と働かない頭のままで、焔来は雪山を登っている。

何もかも…どうでもいいのかもしれない。

自分がどうなろうと、このまま力尽きても

もう一度足元が崩れて、雪の下に生き埋めになろうとも。



自分は何処に──向かっている?



“ どこにも…行けねぇよ ”



こんなことになって、自分を受け入れてくれる場所があるとは思えない。



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