パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第16章 吐露

まるで裂けたかのような──いや、実際に裂けたのかもしれない。

より鋭くなった痛みと圧迫感が焔来を襲う。

穿たれたリュウの肉竿は人間の男よりも細く、猛々しさや凶暴さは皆無だが、それでも硬さは焔来を貫くのに十分であり…彼の息を詰まらすのに十二分だ。

よって、せっかく開いた口からも上手く呼吸ができていない。


「あっ‥‥、あぁぁっ、…─ぅ、…く‥」

「…ﾊｧっ……!! …っ、…ﾊｧ」


そして、それだけ力んだ焔来の中は、リュウの顔をも歪ませた。

まだまだ未熟な孔はリュウの先端を呑み込むので精一杯。千切るかの強さで締め付けている。


だがリュウは腰を止めなかった。


力を抜いて…息を吐けと

焔来を安心させるようなことは…今の彼は言う気配がない。


「…ﾊｧっﾊｧ、…ほ…むら……!!」


両手で焔来の腰を固定し、強引に押し進める。

その形相には焦りさえ感じる。

リュウは奥へ奥へと、熱を持つ自身を打ち込んだ。

焔来の内側へ──ただただ、奥深くへと。