この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
明治鬼恋慕
第4章 鬼狩り


「…まぁいいか。こうして焔来が戻ってきたなら」


取り乱した焔来に対して、リュウの声は変わらずゆったりとしていた。


「君が戻ってきたら話があるって言ったの、覚えてる?」

「…リュウ…っ…今は、何も……」

「大事な話だ」

「……っ」


当然、今の焔来はリュウの話を聞く余裕など無い。

けれどリュウも譲らなかった。



凛とした声が──狼狽える焔来に投げかけられる。




「──…政府が僕たちを探している」


「……っ」


「五稜郭での戦を終えて…旧幕府軍を制圧した明治政府が、本格的に鬼狩りを始めた」


「…ッ─…んで…!!」


「憲兵たちが周辺の村を捜索しているんだ。ここもいつ…奴等の手がはいるか…」


「…なんで…──だよ…!!」


「…、焔来」




/329ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ