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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
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来瞳(クルミ)達の撮影日、予約しておいたコスプレスタジオに先に着いた大石は、あらかじめ決めておいた設定で写真が撮れるよう準備を進めていた。
じっくり撮影して欲しい、と来瞳の希望で10時間の予約をしてあり、後半は一部屋を貸切って撮影することが決まっていた。
撮影方法もポーズは私達で取っていくから、どこからどう撮るかは大石君の判断で好きなように撮ってください・・・との事だった。
記念写真の様に撮影するのではなく、ビデオで撮影する時の様に動きのある中で、一瞬をカメラで撮って欲しい、と言われたのだ。
それは初めてのやり方で戸惑ったが、来瞳と事前に練習も兼ねて撮影し慣れてきている。
来瞳がどんな友達を連れて来るのかは聞いていなかったが、コスプレ写真の投稿サイトではランキングが彼女よりも上位で、結構有名な女の子、ということだった。
「おはようございます!」
大石が機材のチェックをしているところへ、明るく元気のいい声でそろって挨拶しながら、来瞳達も早めにスタジオにやって来た。
「おはよう!」
振り返って挨拶を返した大石は、部屋に入ってきた2人に思わず見とれてしまった。
撮影前なのにすでに楽しくてしょうがない、そんな笑顔で綺麗な女の子2人がニコニコしながら近付いて来る。
撮影してもらえることでテンションが上がっているのだろう。高揚している気分を隠せないで、周囲にいる人にまでウキウキした気分が伝わってくるほどだ。
「大石君。早いね、もう準備してるの?」
「いや、準備はもう終わってる。いつでもOKだよ」
大石の返事に来瞳が返す前に、隣にいた女の子が先に声をかけた。
「はじめまして、板倉 真奈です。今日は宜しくお願いします」
ペコリと下げた頭を上げながら、顔にかかった髪を右手で耳に掛ける様にしてかきあげる。
来瞳よりは大人っぽく見える真奈は、短めの髪で可愛いと言うより美人顔だった。
少し目がキツイ、と思う人もいるかもしれないが、クールビューティと言われるのに相応しい雰囲気を持っている。
「私、準備の早い人って大好きです。来瞳の言っていた通りの人で安心しました。大石さんがもっと撮りたいって思える様に、がんばります」
「はっはい、宜しくお願いします」
大石も頭を下げて挨拶をした。
来瞳(クルミ)達の撮影日、予約しておいたコスプレスタジオに先に着いた大石は、あらかじめ決めておいた設定で写真が撮れるよう準備を進めていた。
じっくり撮影して欲しい、と来瞳の希望で10時間の予約をしてあり、後半は一部屋を貸切って撮影することが決まっていた。
撮影方法もポーズは私達で取っていくから、どこからどう撮るかは大石君の判断で好きなように撮ってください・・・との事だった。
記念写真の様に撮影するのではなく、ビデオで撮影する時の様に動きのある中で、一瞬をカメラで撮って欲しい、と言われたのだ。
それは初めてのやり方で戸惑ったが、来瞳と事前に練習も兼ねて撮影し慣れてきている。
来瞳がどんな友達を連れて来るのかは聞いていなかったが、コスプレ写真の投稿サイトではランキングが彼女よりも上位で、結構有名な女の子、ということだった。
「おはようございます!」
大石が機材のチェックをしているところへ、明るく元気のいい声でそろって挨拶しながら、来瞳達も早めにスタジオにやって来た。
「おはよう!」
振り返って挨拶を返した大石は、部屋に入ってきた2人に思わず見とれてしまった。
撮影前なのにすでに楽しくてしょうがない、そんな笑顔で綺麗な女の子2人がニコニコしながら近付いて来る。
撮影してもらえることでテンションが上がっているのだろう。高揚している気分を隠せないで、周囲にいる人にまでウキウキした気分が伝わってくるほどだ。
「大石君。早いね、もう準備してるの?」
「いや、準備はもう終わってる。いつでもOKだよ」
大石の返事に来瞳が返す前に、隣にいた女の子が先に声をかけた。
「はじめまして、板倉 真奈です。今日は宜しくお願いします」
ペコリと下げた頭を上げながら、顔にかかった髪を右手で耳に掛ける様にしてかきあげる。
来瞳よりは大人っぽく見える真奈は、短めの髪で可愛いと言うより美人顔だった。
少し目がキツイ、と思う人もいるかもしれないが、クールビューティと言われるのに相応しい雰囲気を持っている。
「私、準備の早い人って大好きです。来瞳の言っていた通りの人で安心しました。大石さんがもっと撮りたいって思える様に、がんばります」
「はっはい、宜しくお願いします」
大石も頭を下げて挨拶をした。