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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
そんな真奈の気持ちを察したように、カメラのレンズが真奈の口元から首筋へ、そしてゆっくりと胸の膨らみに下りていく。
それに合わせて仰け反り、唇の隙間から熱い吐息をもらす真奈。

はぁはぁはぁ、と少しずつ乱れ始めた呼吸と微妙にくねる上半身、シーツをギュッと掴んでいる真奈。その様子に、大石もレンズを通して胸の膨らみに手と唇で触れている感覚になってくる。

こんなこと・・・初めてだ・・・
触れてもいないのに、気持ちいい・・・

胸の膨らみを貪る様にシャッターを押しながら、真奈の乱れていく様子を写し撮っていく。


シャッター音とフラッシュ以外聞こえなかった部屋に、自分の乱れていく呼吸音が響いていく。カメラのレンズを通してキスをされ、肌の上を唇と舌が這うように感じてビクビクと上半身が動いてしまう。真奈は声が漏れるのを我慢しようとシーツをギュッと掴んでしまった。

こんなこと・・・初めて・・・
触れられてもいないのに、気持ちよくなっちゃう・・・
演技だったのに・・・


額や首筋、胸元に浮かび始めた汗が、真奈をよりセクシーに見せていく。

熱い、熱いよ・・・身体が・・・

真奈ははっきりと自分の口から洩れている、声と息遣いを聞いていた。
恥ずかしいけど止められない、まるで一人でHしている時のスイッチが入ってしまった時の様だと、ぼんやりし始めた頭の中で、気が付いた。

だめなのに・・・演技しなくちゃいけないのに・・・

そう思っても、もう途中でやめたくない程気持ちが昂ぶっていることに、気が付くのが遅すぎた。
胸を触りたい・・・、そんな考えを打ち消しては思い返す事を繰り返してしまう。

不意に2つの胸の膨らみに手が載せられた。

「いやぁ!」

声を上げてしまってから、それが自分の両手だと気が付いた。
大石が真奈の手をそこまで移動させたのに気が付かないまま、大石の手ではないことにホッとしながら、ゆっくりとその手を動かしてしまう。

薄いブラのカップの下で乳首がキュンキュンと硬くなっていくのを恥ずかしく感じながら、それでも手の動きを止められなかった。
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