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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第1章 痴漢編 1-1
(あれほど六時に起こしてねって言っておいたのに
!。混雑している時間帯には電車に乗りたくなかった
んだから・・・)

通勤、通学の為の人が溢れている駅のホーム。
既に身動きが取れない程の人ごみの中で、その少女は
周りに気を配りながら、寝坊してしまったことを後悔
していた。

4月に高校に入学し電車で通い始めてすぐに、少女は
満員電車の中でお尻を触ってくる痴漢にあうようにな
った。
誰にも相談できず、車両や立つ位置を変えて用心すれ
ば、しばらくは触られなくても結局また痴漢にあうの
で、混雑しない早朝の電車へ乗る様にしたのだった。

その対処は効果があり、それからは痴漢に会うことは
無かったのだが、今日は試験勉強の疲れがあったのか、
30分寝過ごしてしまった。他の移動手段もあるが、
それでは授業に間に合わない。
しかたなく痴漢にあっていた頃と同じ時刻に出発する
電車に乗る事にした。

衣替えが始まっても、地味でくすんだ色のスーツや古
い落ち着いたデザインの制服を着た生徒が多い中、
少女が身に着けているセーラー服はホームの人ごみの
中でも明るく爽やかな雰囲気で目立っていた。

まるでその少女の周りだけ湿度が低く爽やかな空気が
流れている雰囲気。
肩より下まで伸ばしたストレートの黒髪と半袖と
ミニスカートからスラリと伸びた手脚は色白で、
手首足首共にキュッとしまっている。
背筋のピンッと伸びた姿勢からも育ちの良さが伺えた。

一目で聖杏学園と分かるその制服はお洒落でかわいい
と評判で、それを着たいために受験する学生もいるほ
どだ。

学年ごとに色が違う胸のリボンが特徴で、一年生は赤
2生は黄色、3年生は青である。

100%の進学率と生徒達の礼儀正しさ、また社会的
地位の高い親が多いことから品の良い中高一貫校とし
て知られていた。

(早く来ないかな・・・)
時間を気にしながら胸の赤いリボンを少し直した。

あと数分で到着する電車を待つ間、更に混雑してきた
ホームで後ろから軽く押されたりしている内に、
嫌でもお尻を触られ続けた日々を思い出してしまって
いた。

始めはカバンが当たったのかも?と思ってしまうよう
なタッチだったのが我慢しているうちに次第に大胆に
なり、お尻の丸みに沿って撫でられたり左右の膨らみ
を順に撫でられたりした。
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