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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第9章 盗撮 編 3-1 コスプレ
手ブラをしながら、うつ伏せから仰向けになると、慣れていない来瞳は隠しきれずにチラチラと乳輪や乳首を大石にみせてしまう。

「見えちゃったかな?・・・」

心配そうに言っていても悪戯っぽい目で、大石を見つめている。
見られたのを分かっていて聞いているな、と大石は思った。

「綺麗な色をしてるね」

わざと真顔で目を見つめて返事をすると、来瞳の頬が薄く赤く染まりだした。
プイッと横を向いてしまう。

「いいよ!顔を上気させて興奮してる感じがよく出てるよ。そのままキス顔をして!」
大石のトークに一瞬頬を膨らませた後、素直に従ってカメラに向けて顎を上げ、力の抜けた唇を差し出してくる。
頬を赤く染めているから、今からキスをする状態そのものだった。
アップで撮影しながら思わず大石も唇を尖らせてしまう程、真に迫った表情だ。

「次は手ブラのまま、胸を揉んでみて。切なそうな表情や仕草が欲しいな!」

勢いよく明るく声を出して、考えこむ時間は与えないように指示をする。
戸惑っていてもシャッター音とフラッシュとトークで背中を押していく。

「演技でいいんだよ・・・」

大石のこの言葉で、来瞳は乳首を中心にして隠している手の平を、胸の上でユックリと動かし始めた。
最初は目を瞑ってただ手を動かしていた状態が、次第に唇が開き始め、手の動きにも変化が表れ始める。

擦る様に手の平を胸の上で動かしていただけなのに、指先が膨らみに少しずつ食い込むようになり、さらに円を描くような動きも加わってくる。

舌先で唇を舐める回数が増え始め、吐く息の湿度が上がっていく。
そして、微かに呻き声まで聞こえて来るようになった。

「うっ んんっ んっ はぁ はぁ・・・」

「いい演技だよ・・・もっと続けて・・・」
静かにしているよりも、シャッター音とフラッシュで煽りながら乗せていく方が効果的だと思った大石の判断は正解だった。

気だるそうに頷いた来瞳が、胸を揉み始める。
張りのある膨らみに来瞳の指が食い込む。ひと揉みごとに吐きだす息の量が多くなる。呻き声から喘ぎ声に変わりはじめた。

「あっ はぁ はぁ うっうんっ あはぁっ ああっ・・・」


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