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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
腰をゆっくりと回転させながら、佐伯さんはまた唇を触れさせてくる。少しだけ落ち着いた
私は、それに応えた。
そして自分の身体が、もっと深くまで、と望んでいる様にキュンと締め付けているのにも気
が付いた。
私だって・・・奥まで埋めて欲しい、そう思ってる。でも・・・キツイの・・・
佐伯さんのモノが急に、先に進むことなくその場で前後に動き始めた。
私の、待ってを無視して、でも無理強いすることなく侵入した分だけ、馴染ませようとする
様にピストンが繰り返される。
圧迫感を強く感じていたところが、徐々に緩んでいく気がした。
「愛液が凄いよ、愛美ちゃん。身体が欲しがってるのが分かる?」
佐伯さんの言葉を聞いて、うんうんと頷いてしまった。
途中までなんかじゃなく、最後まで埋めて欲しい。奥までしっかりと入れて欲しい。
そんな気になってきて、それまでギュッと掴んでいた佐伯さんの腕から手を離すと、シーツ
をギュッと掴んだ。
一瞬動きが止まった佐伯さんの腰が、グッと前に進んできた。
中を広げられる。そんな感触を感じながら、それでも最初に比べればずっと気持ち良くなっ
てはきていた。
「ほら、奥に当たってるのが分かるだろ?」
佐伯さんのそんな言葉に応える余裕は無く、ただただ喘ぎ続けた。突かれるのも引かれるのも感じてしまう。
今までのHでは感じたことのないレベルだった。
「良い声で鳴くねぇ。もっと聞きかせてくれ」
そう言いながら上半身も密着させてきた佐伯さんは、舌を深く挿入するほどのキスをしてくる。
「んっんっ んぅっ んっんっ・・・」
私は夢中になって自分から舌を絡めていった。唇を吸い合い、流れてくる唾液を何度も飲み込んだ。
佐伯さんの腰が動くたびに昂められる気持ちは、他の事に夢中になっていないとすぐにイカサレテしまう気がした。
佐伯さんの頭や肩にせわしなく手を回して抱き着き、唇を押し付ける。
唇が離れると、キスをして欲しいとおねだりをした。
不意に佐伯さんの手で身体が起こされて、私は繋がれたまま抱きかかえられた。
佐伯さんは座ったままでも器用に下から突き上げてくる。
あっ!そんな奥まで・・・
正常位の時よりもグッと突き立てられる感触に、私は仰け反った。