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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
遠藤さんの腰の動きが、短い呻き声と共に速くなっていく。
突かれる勢いに押されて、私の腰が更に上がり膝は顔の辺りまで届くくらい
屈曲した姿勢になっていく。
そんな状態でも擦られる痛みは感じない。
突かれる度、引かれる度にどんどん気持ち良くなっていく。私の濡れ方が余
程激しいらしかった。
「凄いな・・・舞風ちゃん濡れ方が凄いよ。ああ、気持ちいい・・・」
「ああっああっ あっああっ あんっ あっ・・・」
急に私の腰が床に着く正常位の体制に戻されて、遠藤さんの腰の動きが一段と
速くなっていく。
私の意識は白く跳ばされながら、男の人の気持ちよさそうな呻き声と中で膨ら
む感触をしっかりと感じていた。
股間をピッタリと付けられて、中でビクビクと暴れ回るモノが最後まで刺激を
与えてくる。

「気持ち良かったよ・・・舞風ちゃんはどうだった?」
やっと股間を離してくれてから、遠藤さんはそう聞いてくる。
激しく息を乱しながら嫌悪感を感じてしまった。
身体はどうしようもない程感じてしまっていても、心は冷たくなっているのが
ハッキリ分った。
「・・・良かった、です・・・」
気持を偽って照れて答えてあげる。そんなことを聞かれるのが私は嫌いだった。
それにどこか見下している様な言い方も。
褒められることをしていないのは分かっている。メンバー全員がこんなことをし
て、有利な審査をしてもらったり、仕事の便宜を図ってもらっているなんて普通
じゃない。
でも、今までの相手の人からは遠藤さんの様な雰囲気は感じなかった。
それは私達の相手をしている時点で同罪なのに、どこか自分の立場が上だと思っ
ているような、そんな雰囲気を感じる。
それはしょうがないことかもしれないけれど。

あの人と同じ目だ・・・
それに、急に気が付いた。母の再婚相手で、いやらしい目で私を見る時のあの人
と遠藤さんの目は同じだった。
いつでも自分の好きなように扱える、所有物を見るような目。
身体だけでなく、私の心まで自分のモノになっているかのような態度。
あの人にもいつかこんな風に抱かれてしまう。
そんな気がしている。
そして、きっと私はそれを拒めない。

私は自分から遠藤さんに抱きついていった。
キスをして甘える様に言った。
「シャワー・・・浴びたいです・・・だめ?」
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