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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第13章 地下アイドルの秘密 編 1-1
身体の中で感じる指の動き。どこを触られても、どんな動きをしても気持ち良く感じてしまって声が止まりません。その指をキュッキュッと締める動きをする自分の身体にも興奮してしまいます。
指が前後に動いて中を刺激され、クリトリスも同時に触られるとあっという間に限界手前まで気持が昂められます。
あっだめっ・・・イッチャウ、すぐイッチャウ・・・ああっだめっ・・・
「あああっ、あああっあっあっあっ・・・んんんっ、んんっ!んっ!ああっ!・・・」
我慢などできる訳が無く、そのまま流され、放り出されるような感覚で意識が一瞬飛ばされます。身体がビクついて、手で支えきれません。
倒れちゃう!・・・
そう思っても何もできない私を、大西監督は抱きかかえるようにして支えてくれました。
それでも脚に力が入らなくて、私からもしがみ付いていないとズルズルと床に崩れ落ちそうでした。
「最初のイメージよりも、もっとHが大好きなんだと分かってきたよ。さあ、続きはベッドでしてあげるからな」
濡れた身体のままの私を抱き上げた監督に、思い切って聞いてみました。
今確認しなくちゃいけない、そう思ったからです。
「私達の・・・ファータフィオーレのMVを作ってください。おねがいです」
自然に甘える様な声になっていました。
監督はじっと見つめ返してきて、小さく笑いました。

ベッドに戻ると69をしようか、と言ってきます。
そんな・・・ここまでしてもダメなの?・・・
ハッキリと返事をしてくれないことに落胆してしまいます。思わず下を向いてしまいました。
「そんなに悲しい顔をすることはないよ。でも・・・」
監督は優しく抱きしめてくれます。
「今のは落胆した気持ちが良く出ている、いい表情だ。それに痴漢されている時の演技は、あれは想像以上に真に迫っていたな。涼奈ちゃんは演技をすると言うより、役に入り込んで成りきってしまうタイプなのが良く分かったよ」
「・・・えっ?・・・そ、そうでしょうか?・・・」
急に褒められる展開に、頭がついて行けません。
軽くキスをされたり胸やお尻を悪戯される様に触られていても、どんな積りで言ったのか、気になって感じるどころではありません。
「変に演技指導なんか受けていないところが、いいのさ。正直に言うけど・・・」
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