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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第14章 禁断 編 2-1
「気持ちいいぞ、雅」
「いやっ!」
優しく突きながら左の耳元で囁き、舌先で悪戯する。肩を震わせ顔を右に捻
って逃れようとしながら、同時にキュキュッとモノを締めてくる。
「いやだぁ!やめてぇっ! ううっ!」
腰や下腹部に痺れる様な刺激が走っているのだろう。挿入され、好きなだけ
突かれていても嫌がる声は出さなかったのに、耳を刺激されると本気で嫌が
っている。綺麗な顔の眉間に皺を寄せ、頬がピンクに染まってきた。
そう反応されれば余計に止められなくなってくる。
舐め回し、しゃぶりつき、甘噛みする。唾液でベトベトになるころには気持
ちよさそうな声を聞かせてくれるようになってきた。
「だめぇ・・・だめぇっ、コーチ ああっああっ!ああっ、ああっ!・・・」
逃げようとはしないで、顔に皺など作らずに、素直に気持ちよさを受け入れ
ている。
「腰に響くだろ、ん?・・・」
「あ!あ!・・・うん、うん・・・」
ピチャピチャと音を立てて耳を舐めてあげれば、その度に俺のモノが締められ
る。雅はそれをウットリとした表情でしてくれている。
「気持ち・・・いい、の・・・コーチ、コーチィ、ああっ・・・」
耳を舐めている俺にしがみ付いてきた雅の身体を起こし、まるで恋人同士が繋
がったまましっかりと抱きしめあうように体位を変えた。
「ああっ!あっあっ!・・・んんっだめっ!・・・」
雅の体重でより深く入り込んだモノが、俺の小刻みな腰の振動で最深部までし
っかりと刺激をし始めた。顎を上げて仰け反った後、ギュッとしがみ付いて来
る雅の腰を掴んで固定し、更に下から突き続ける。
奥に当たる感触が気持ち良くて止められない。
「あんっ!あっあっあっ!だめっ!だめえっ!・・・」
首を振って、止めて欲しがる雅を無視して突き続ける。このままイッテも良い
な、そう思った時にいきなり唇を塞がれた。
昂ぶった気持ちをそのままぶつける様なキス。俺の唇を舐め、挟み、吸い付い
てくる。舌を滅茶苦茶に動かして暴れ回る。
首を微かに横に振る仕草もしている。下から突くのを止めて欲しいのかもしれ
ないが俺も止まらなくなってきた。
雅の興奮した呻き声とチュチュッ、チュパチュパッと聞こえる音が耳も刺激し
てくる。俺もつられる様に興奮していった。
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