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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第15章 バイト(マッサージ)編 1-1
「ご利用ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さいませ」
「ありがとう。・・・そうだ、ユウさんに伝えておいてくれる?」
サロンの受付で挨拶をされた川崎 美奈は、人懐っこい笑顔で話しかけた。
「お上手なマッサージで、凄く癒されました。それから、有意義な時間が過ごせました。と」
「は、はい・・・ありがとうございます」
「では、ごきげんよう」
彼女の美しくも親しみの持てる笑顔と所作に明らかに飲まれてしまった受付の女性を残し、待たせておいたタクシーに川崎 美奈は乗り込んだ。すぐさまバックからタブレット端末を取り出して、華奢な指で操作する。
う~ん、なんて偶然で素敵な出会いなの!・・・
心の中で刻む軽快なリズムに乗って、身体まで揺れてしまいそうだった。
行き先を聞いたタクシードライバーが、車を発進させた後もチラチラとバックミラー越しに自分を見つめているのも今は気にならない。軽く視線を合わせるだけでなく、少し照れた笑顔のサービスまでしてしまう。すこぶる上機嫌だった。

男の娘とHなんて初めてだったけど、楽しかったな・・・場所が場所だから控えめにしていたけど、ふふっハマっちゃいそう!・・・もう2,3人コレクションしたいくらい・・・あっいたいた・・・
彼女の綺麗な瞳が更に輝きを増し、漫画の様にキラキラとした星が飛んでいるかのように見えた。
好みの子に、男の娘を希望するお客さん・・・と、13人もいたんだわ・・・
嬉しくて笑い出したくなるのを堪えようとしても、表情にはそれが表れてしまう。
またミラー越しにドライバーと目が合ってしまった。

川崎 美奈は聖杏学園の理事長から資金を受けてあるクスリを開発していた。
それは、そのクスリを使って眠らされた者は、その間何をされても目覚めることはなく、かつ目覚めた後も覚えていない。そんなクスリだった。
現在では、その初期段階の効果からさらに進化した効果を持つクスリまで開発されている。
お客さんは効果と料金と嗜好に合わせて、眠りの質を選ぶことが出来る。
そして、どの女の子が相手をするのかは彼女に任せてもらう契約になっている。もちろんその女の子達は、自分が眠っている間にHなことをされているとは少しも思っていない。
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