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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第16章 ストーカー(僕の彼女)編 1-1
そう考えると、僕はウキウキしてきた。彼女とこうしてお出かけするの
は久しぶりだ。こんな夜も悪くないよね、瑠奈。

5つ目の駅で降りた彼女は、ここを利用し慣れた足取りで歩き、そして
トイレに入っていった。
初めての場所、行動でないのは明らかだ。暫く待っていると、出てきた
彼女はセーラー服ではなくお洒落な私服に着替えていた。少し大人っぽ
く見えるのは服のせいだけではない。メイクもしているからだ。可愛い
と言うより、美人度が増している。髪型も僕が見たことのないモノだっ
た。ポニーテールをほどいて綺麗なストレートの髪を肩から背中に流し
ているから、余計に大人っぽく見える。
身体のラインがよく分かるタイトなミニのワンピースを身に付けていて
、セクシーだね、と声を掛けたくなる。胸の膨らみがセーラー服の時よ
りハッキリと分かり、僕が思っていたよりもボリュームがあった。
細いウェストとお尻がキュンと上向いているのもよく分かる。そして瑠
奈の御自慢の脚線美を惜しげもなく晒して、さっそうと歩いていくから、
すれ違う男達の視線が半端なかった。さらに女子高生達からの綺麗とか
カッコいいと言う声も、僕には聞こえてきた。

荷物を貸ロッカーに預けると、既に決まっている目的地があることが分
かる、軽やかな足取りで歩き出す。ロッカーに荷物を入れる時の屈んだ
隙を狙って撮影した画像を素早くチェックすると、思わず立ち止まって
しまった。
今の瑠奈はTバックを着けている。
タイトミニだから当然と言えばそうかも知れない。けれど、彼女が初め
て見せてくれたセクシーなランジェリーに、僕は感動してしまった。
綺麗な肌のお尻がほぼ丸見えで、瑞々しい果実を連想してしまう。そし
て股間はかなり危険な状態だ。中の形がいろいろと想像できてしまう程
食い込んでいる。
瑠奈がここまで気合の入ったお洒落をしているのだから、僕もそれに応
えてしっかりと記録に残さないといけない。そんな使命感に駆られて、
歩きにくさを感じながらも僕は彼女の後を追いかけて行った。

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