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聖杏学園シリーズ ー囚われの少女達ー
第16章 ストーカー(僕の彼女)編 1-1
医大生の2人とカラオケに行く日が近づいていた。恥ずかしい動画を撮
られてしまい、それを削除してもらう為で、同伴というメイド喫茶の仕
事とは全く関係ないことだった。
削除はしてくれると信じたい。でも、歌うだけで何事もなく終わるとも
思えない。お店の中でさえ、メイド服の上からとはいえ胸を揉まれ、ス
カートは遠慮なく捲られてしまった。その日初めてTバックを着けた私
は、動揺してしまい、何も抵抗できずに、お尻を見られたり下腹部を動
画に撮られたりしてしまう。
カラオケという密室の場所なら、きっと2人はもっとHなことをしてく
るだろう。それは容易に想像できる。

でも、行かないと・・・
こんなことを何度も考えてしまう。もうどうしようもないのに。
別の意味ではあの2人が一番、私の為にお金を使ってくれているから、
その関係を壊したくなかった。我慢できるものは我慢して、それが出来
なくなったら正直にお願いして止めてもらう。そう思うようにしている
。うん、そうすれば大丈夫・・・と、無理やり自分を納得させる。

今日は部屋にバイトの先輩の樹里ちゃんが遊びに来ていた。スッキリし
ないこんな気持ちの時だから、嬉しかった。先の事は忘れて沢山笑いた
い。案の定、1人でいるよりもずっと楽しい。
料理を2人で作り、ゲームをしたり漫画を読んだりして、ダラダラと楽
しく過ごした。
今は樹里ちゃんが観たいと言い出したホラー映画を観ている。言い出し
たくせに樹里ちゃんも怖がりで、2人で抱きしめ合うようにして身体を
寄せ合い、ドキドキしながら観ていた。

「ほらまた来たよ!ゾンビが来ちゃった!早く逃げて!」
そう言ってしがみ付く私。樹里ちゃんも、私を抱きしめるようにして腕
に力を入れてくる。
「ん?・・・何?・・・」
気が付くと、樹里ちゃんはTVのモニターではなく私をじっと見つめてい
た。至近距離で見つめ合う形になってしまい、覆わず息を止めてしまう。
「瑠奈ちゃん・・・聞いていい?・・・」
私の目を覗き込むようにして見つめてくる樹里ちゃん。キレイ系の優し
いお姉さんタイプで、お店でも年上の御主人様達から指名を沢山貰って
いた。切れ長の澄んだ瞳に吸い込まれそうで、私の身体は固まってしま
ったように動けない。
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