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妄想ワンコワールド~あまあまワンコの調教日記
第3章 伏せ
目覚めると、ご主人様があたしを見つめていた。なんて幸せな朝なんだろう。それだけでうっとりして、またぼんやりと微睡んでしまう。
「おはよう、お寝坊ワンコ。主人よりゆっくり寝てるなんて、悪い子だ。」
「あ、ごめんなさい。気持ちよくてつい…」
「いいんだよ。安心してる証拠だろ。それに、今日はがんばってもらわないといけないしな。」
…そうだった。今日はお散歩、と言われていたのだ。あたしは緊張して、ゴクリと唾を飲み込む。