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第7章 *　リョウマ

名前とは、真逆の男の子。


明るい茶髪、ふわりと笑う笑顔はまるで天使。
女の子のように、いや、その辺の女の子より
ずっと可愛い男の子。


背丈だって、他の男の子に比べるとずっと小柄。


その笑顔も身のこなしも、風貌通りに計算しつくされていた完璧なキャラクター。




彼はまさに、天使の顔をした、悪魔。


あざとくて、意地悪な彼は小さな悪魔、小悪魔そのものと呼ぶべきに相応しい。




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