この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
裸の傑作
第10章 傑作が生まれるとき
壁一面にアヤの撮影した、しの子の写真が飾られている。


シャープでありながら耽美な、うっとり見とれてしまう素敵な作品ばかりだ。


一人で切なげな表情を浮かべる自分、薫と睦み合う自分、快楽に溺れる自分、お腹がどんどん大きくなっていく自分。


しの子はギャラリーの中を歩き、過去の自分の姿と心の中で対話をした。


あの時は龍次郎さんとアヤさんの眼差しにすごくどきどきしたな、あの時は薫君がとっても優しかったな、でもあの時は薫君がちょっとエッチで意地悪だったな、あの時はアヤさんに励まされたな・・・。


しの子が静かに写真を鑑賞していると、ギャラリーの扉が開き一人の青年がやってきた。


「こんばんは」


「久しぶりね、薫君。すっかり大人の顔ね。仕事は順調?」


「はい、忙しいですがお蔭様で」


スーツを着た薫は爽やかに挨拶すると、しの子の元にやって来て額にキスをした。


「おかえり」


しの子は振り返り、薫に微笑んだ。


彼女の笑顔を見ると、仕事で疲れた心も春の雪のようにふんわり溶けていく。


「相変わらずアツアツなのね」


「新婚ですから」


薫は頬を赤らめて言う。
/123ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ