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パートナー様日記。
第5章 萌子。
萌子について。

少し詳しく書いておこう。

レクサスさんと無関係でもないし、、。

萌子とは高校の同級生。

2年の時に同じクラスになった。

萌子は所謂『悪い仔』で、
入学式の時、金髪で来る。
上級生に呼び出され、逆にぶちのめす。
父親がヤクザの幹部。
などなど、既に伝説があって。

正直、あたしもビビッてた。
しかも、隣の席にされて。

「花園さん、(萌子の名字)これからよろしくね。」
精一杯の、笑顔で挨拶したのに、
眉間に皺寄せて 睨まれただけだった。

萌子は教科書を持ち歩かない主義だったので、
ほとんどあたしが教科書を、見せてあげてた。

あたしは努めて明るく萌子に接した。
初めは自己保身の為だった。

萌子はいつもしかめっ面で、ほとんど喋らない。

でも、いつも隣の席で見てると
意外な1面もあった。

割りと真面目に授業を受ける。
授業妨害なんかしたことなかった。

普段はドスの聞いた声で話すけど、(まぁ、返事する時とか、) 素の声はけっこう可愛らしい。

あと、字が綺麗だった。

ノートなんか真面目にとってたし。

友だちのように とはいかなかったけど、それでもあたしとは割りと話してくれるようになってた。

伝説も、ほとんどウソか誤解だとわかった。

2学期になってみんな席替えするのだけど
当たり前のようにあたしと萌子は隣の席だった。

この頃はフツーに喋る仲にはなっていて。

それで、修学旅行の時。

萌子に告白された。

受け入れようとも思ったけど、 やっぱり萌子に友達以上の感情はなかった。

あたしは自分の気持ちを正直に伝えた。

萌子は泣いてたけど。  わかってくれて。

それから、萌子とは親友になった。
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