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─training note─ 
第1章 愉悦の呼応


奥へ奥へと叩き込まれ打ち付けられる彼のモノ。

何度も何度も今までの私の我慢を押し出すように。


『ほら、啼け!ほら、叫べ!狂ったようにねだれ!欲しいと言え!欲しいだけくれてやる!』

私の呼応を押し出すように喉を開かせる。

彼の腰が何度も何度も打ち付ける。

『ゆき、ゆき、ゆき・・・』と叫ぶように、

私の中に、これまでのその生の激しさを刻みつけるように。

彼の生き様が刻まれるようなその迸る情熱の突き立てに、

私はもうどうにもならない狂おしさの中、涙を流して喘ぎに喘いだ。


声は次第に甲高く切なげに快感とも苦痛ともつかぬ悩ましげで悲痛な色気を帯びてくる。


目の奥が小刻みに震え瞳の奥の琴の糸が絞られるように雫を沸き上がらせる。




あん、もう、いや・・あぁ、あぁ、あああ、嗚呼・・

あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、


あん、もう、イク、・・


あ、ソコ、ソコ好き・・



躯が火となり走ってゆく。

頭を、髪を、振り乱して走ってゆく。



いや、いや、いや、いや、いや、


いや、ああ、いや、好き、好き、好き、


いや、しんごさま好き、あは、いや、


もう、いく、あん、あっ・・


イカして・・おねが・い・・


あっあぅ、あ、もう、ダメ、イク、


ああああ″あ″あ″…あ″あ″……あ″…あぁ…


ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、・・・

ぁ、ぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、・・・


どうしたらいいかわからないような快感の中、噎び泣くように、

喉から大きな叫び声をあげ、その狂おしさを潜り抜け、快感の広がる向こうへと飛び立つ。

その時自分がどんな恥ずかしい声をあげ、どんな動きを示したのか、


全てがもう後方へと過ぎゆき定かではない中、酸欠の息苦しさに息をする音だけが私の中で大きく、穏やかな時を知らせた。


























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