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─training note─ 
第2章 言葉の生まれる瞬間

彼の唇が私の口を覆う。

酸欠で朦朧とする頭が痛くて、呼吸が苦しくて・・・

分け入って来る彼の舌に促され、顎をあげ必死に藻掻くようについて行く。


求めているのか縋っているのかもわからないまま、ただ応えようとする私の意思が私を動かす。


彼の唇が離れると拠り所なく、くらくらする頭が重ったるく急にその存在を示す。


唇の離れるに合わせ、私の半開きの口からたわんと唾液が垂れ下がる。


重い頭を休ませたくてそのままその場に横たわり、呼吸を整え酸素を取り込む。


瞳の奥が痛い。

涙がうっすら沸き上がり頬を伝う。


彼の手が髪を撫で私は安堵に目を閉じる。


しばし虚ろに漂う私に、戻るようにペニスで刺激し促す彼。


うっすら目を開けては、微かに微笑み、また目を閉じるに任せる。


口に水が注ぎ込まれるのを感じて目を開ける私。


口の端から水が零れ落ちてゆくのがわかる。


次第に意識がはっきり鮮明さを増してくる。


彼がゆっくり動き出し、私の喉を開かせる。


言葉が生まれる瞬間を待つかの如く。


呼吸する私に歩調を合わせるように。


『はぁ、はぁ、・・よかった、すごく・・


あ、ぁあ、すごく・気持ち・よかった・・はぁ、ん・・


こんな・激しいの・・はぁ、・初めて・・はぁ、はぁ、ああ、あん・・


ね、もっと・もっとして・・


ねぇ、・・あん、いや、好き、ああぁ・・しんごさま、好き、ソコ好き、あん、ソコして・・』



『ココ?ココが好きか?コッチ向いて・・

目閉じんなよ・・

俺だけ見とけ・・俺のゆき・・』



『あっうっう・・

はぃ、はぃ、はぃ、はぃ・・

いやん、イク・・


あぁあぁあぁあぁ・・・』





『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、

ねぇ、感じて・・ゆきを見て感じて・・あぁ・ん・・もうダメ・・一緒に・一緒にイッて・・イッてください・・


いあん、好き・・気持ちいい・・もう、ダメ・・


あぁあ″あ″あ″……』





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