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第3章 婚約破棄

今日から仕事だ。
同僚の桜には昨日、直接婚約破棄をした事を伝えた。
桜 「気の毒だったね…それにしても信じられない
風俗嬢妊娠させた上に不倫だなんて！！」
美奈子 「う、うん」
桜 「あんまり、あいつの事気にしたらダメだからね」
正直、まだ立ち直れていない自分がいる。
婚約破棄の話も上司には話をしていない。
桜 「先、行くね」
同僚の桜は、缶コーヒーを飲み終え
オフィスにへと帰った。
あの件から、彼とも会社で顔を合わせていない。
姿や声も聞いていない